[プランターで家庭菜園]採れたてが味わえる!枝豆の簡単栽培

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[プランターで家庭菜園]採れたてが味わえる!枝豆の簡単栽培

監修:

おいしい野菜を食べようと思ったら、採れたてがいちばん。枝豆は初心者でも育てやすく、家庭菜園にぴったりです。約3カ月で収穫でき、種まきの時期は4~5月。25~30℃が発芽に適した温度になります。

用意するもの

  • プランター(深さ15cm以上)
  • 培養土
  • 鉢底石
  • 化成肥料
  • 移植ごて(小型の園芸用シャベル)
  • 園芸用ハサミ
  • 防虫ネット

苗植えの準備

枝豆は苗から育てた方が失敗が少ない

枝豆は種から育てることもできますが、苗から育てた方が失敗が少ないのでおすすめです。

  1. きれいに洗ったプランターに鉢底石を敷き、培養土を入れる。
  2. 苗はとなりの苗との間を20~30cmくらい空けて植える。
  3. プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷり水を与える。

本葉が5、6枚になったら追肥

本葉が5、6枚になったら化成肥料20gを追肥
  1. 本葉が5、6枚になったタイミングで、根元あたりに、1つのプランターに対して20gを追肥(追加で肥料を与えること)する。
  2. 追肥後は、手で土寄せ(根元に土を寄せるようにかけること)をする。
  3. 花が咲き始めるころにも、20g追肥する。この時は根元から少し離して円周状に肥料をまき、株元に土寄せをする。

さやがぷっくりふくらんだら収穫

さやがぷっくりふくらんだら収穫
  1. さやが、ぷっくりとふくらんで、指で軽く押して、豆がはじけ出すようになったら収穫のサイン。
  2. 株ごと引き抜くか、根元から茎ごとハサミで切って収穫する。

枝豆は、農家では「鍋を火にかけてから採りにいけ」といわれるほど、鮮度の高いうちに食べるのが、おいしくいただくためのポイント。収穫したらできるだけ早めに茹でるようにしましょう。

枝豆のおいしい茹で方はコチラ

藤田 智

藤田 智

恵泉女学園大学教授・副学長

1959年秋田県湯沢市生まれ。宮澤賢治に憧れ、岩手大学農学部に入学し、同大学院修了。向中野学園高校教員、恵泉女学園園芸短期大学助教授を経て、現職。専門は、園芸学、野菜園芸学。野菜栽培に関連する著書は160冊を超え、「NHK 趣味の園芸 やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTVにも多数出演する。家庭菜園や市民農園の指導、普及活動を通じて、野菜づくりの楽しさを広げる取り組みを行っている。
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最終更新:2024.05.19

文:アーク・コミュニケーションズ
写真:getty images(1枚目)、谷山慎一郎(2~4枚目)
監修:カゴメ
参考文献:
「野菜とハーブのプランター菜園」藤田智著(ブティック社)
「NHK 趣味の園芸 野菜の時間 藤田智の野菜づくり大全」藤田智監修NHK出版編(NHK出版)

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