用意するもの
- 苗
- プランター(深さ15cm以上)
- 培養土
- 鉢底石
- 化成肥料
- 移植ごて(小型の園芸用シャベル)
- 園芸用ハサミ
- 防虫ネット
苗植えの準備
枝豆は種から育てることもできますが、苗から育てた方が失敗が少ないのでおすすめです。
- きれいに洗ったプランターに鉢底石を敷き、培養土を入れる。
- 苗はとなりの苗との間を20~30cmくらい空けて植える。
- プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷり水を与える。
本葉が5、6枚になったら追肥
- 本葉が5、6枚になったタイミングで、根元あたりに、1つのプランターに対して20gを追肥(追加で肥料を与えること)する。
- 追肥後は、手で土寄せ(根元に土を寄せるようにかけること)をする。
- 花が咲き始めるころにも、20g追肥する。この時は根元から少し離して円周状に肥料をまき、株元に土寄せをする。
さやがぷっくりふくらんだら収穫
- さやが、ぷっくりとふくらんで、指で軽く押して、豆がはじけ出すようになったら収穫のサイン。
- 株ごと引き抜くか、根元から茎ごとハサミで切って収穫する。
枝豆は、農家では「鍋を火にかけてから採りにいけ」といわれるほど、鮮度の高いうちに食べるのが、おいしくいただくためのポイント。収穫したらできるだけ早めに茹でるようにしましょう。
藤田 智
1959年秋田県湯沢市生まれ。宮澤賢治に憧れ、岩手大学農学部に入学し、同大学院修了。向中野学園高校教員、恵泉女学園園芸短期大学助教授を経て、現職。専門は、園芸学、野菜園芸学。野菜栽培に関連する著書は160冊を超え、「NHK 趣味の園芸 やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTVにも多数出演する。家庭菜園や市民農園の指導、普及活動を通じて、野菜づくりの楽しさを広げる取り組みを行っている。
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