野菜の種類
[ビーツ]栄養や選び方、保存、下ごしらえ、食べ方などまとめ
「ビート」や「ウズマキダイコン」とも呼ばれる、ほうれん草と同じ仲間の野菜。甘みがあり、ウクライナ料理のボルシチをはじめ、イタリア料理にも使用されています。
栄養素
- カリウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- ビタミンB6
- 葉酸
- パントテン酸
- ビタミンC
- 食物繊維 など
旬・産地
旬は6~7月と、11~12月。
国内では埼玉県などで生産されています。
トリビア
中身の色が「黄色」のビーツもある
赤紫色のものが一般的ですが、外皮がオレンジ色で、中身がサツマイモのような鮮やかな黄色のものもあります。
別名がいっぱい!
日本では「ビーツ」と呼ばれることが多いですが、実はビーツにはたくさん別名があります。
<別名>
ビート、ビートルート、レッドビート、テーブルビート、かえんさい、ガーデンビート、ウズマキダイコン
選び方
ビーツの選び方
直径が7~8cmくらいで、皮の表面に凸凹がなく、きれいな丸型のものが良いといわれます。茎の付け根の皮がむけていないものを選びましょう。
保存方法・期間
ビーツをおいしく保存するコツ
ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。1週間を目安に食べきりましょう。
下ごしらえのコツ
生で食べる場合
皮を厚めにむき、薄切りすれば生のまま食べられる。
茹で方
- 根と茎をそれぞれ2.5~5cm残すようにカットして水洗いし、鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れる。
- 酢(またはレモン汁)少々を加え、30分を目安に弱火で茹でる。仕上げに塩少々を加える。取り出して弱い流水に当て、皮が簡単にはがれたら火が通った証拠。色素が流れ出ないよう、竹串を刺すのは避ける。
- 皮をむき、好みのサイズに切る。
オーブンで焼く
- 水洗いをしたビーツをアルミホイルで包む。
- 180℃のオーブンで40分ほど焼く。
文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
『[カラー版]世界食材事典』(柴田書店)
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
厚生労働省 e-ヘルスネット 栄養素のポイント(葉酸)
「葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」(葉酸はVB群の一種)
トリビア(別名):文部科学省 第七期食品成分委員会(第9回)「新規収載食品、名称変更食品等一覧」
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最終更新:2022.12.21