野菜の種類
[みょうが]下ごしらえや切り方、選び方や保存、栄養は?
シャキッとした歯ごたえがあり、さわやかな香りがする香味野菜。日本では刻んでそうめんなどに添える薬味として好まれています。地下茎から出るつぼみの部分を食べます。
栄養素
- ビタミンK
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム など
旬・産地
一年中安定して手に入りますが、旬は夏と秋。夏みょうがは6~8月、秋みょうがは8~10月がおいしい時期です。
出荷量の多くは高知県が占めています。
トリビア
みょうがを食べるのは日本だけ?!
アジア東部が原産で、『魏志倭人伝』に登場するほど歴史が古い野菜。一般的にみょうがと呼ばれるものはつぼみ状の「花みょうが」。他に軟白栽培という、光を遮って生長させる方法で育てた「みょうがだけ」があります。
食用にするのは世界でも日本だけとか。
選び方
おいしいみょうがの選び方
丸みがあって先が開きすぎていないものが、身がしまっていて新鮮。皮にツヤがあり、鮮やかな色のものを選びましょう。
保存方法・期間
みょうがをおいしく保存するコツ
保存容器にみょうがを入れ、かぶるくらいの水を注いでフタをします。冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。保存の目安は2週間ほど。3日に1度のペースで水を取り替えます。
下ごしらえのコツ
水にさらしてアク抜きを
みょうがはアクがあるので、生で食べるときは水にさらしてアク抜きをしましょう。ただし、長時間水にさらすと香りが飛んでしまうので注意。刻むのは食べる直前にしましょう。
文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英著・監修、板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『旬の野菜の栄養事典』吉田企世子監修(エクスナレッジ)/全229種の野菜の糖質量を完全網羅。身近な野菜の栄養がすぐに分かる!15年ぶりの大幅改訂となる「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」対応。
出典:農林水産省 平成26年産地域特産野菜生産状況(産地)
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最終更新:2022.12.21