野菜の種類
[紫キャベツ]彩りのアクセントに!鮮やかさアップのコツとは?
鮮やかな色合いが目を引く紫キャベツ。鮮やかな紫色は、アントシアニンという色素によるもので、お菓子の着色料としても使われています。緑色のキャベツよりも葉が肉厚で巻きが硬いという特徴があります。保存の方法や使い方などは緑色のキャベツと同じです。
栄養素
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- ビタミンK
- ナイアシン
- ビタミンB6
- 葉酸
- パントテン酸
- ビタミンC
- 食物繊維 など
旬・産地
産地のひとつである茨城県では、5月と、10~12月に収穫されます。
そのほか、岡山県、長野県などでも栽培されています。
選び方
おいしい紫キャベツの選び方
芯の切り口が新しく、巻きがかたくて、重みを感じるものを選びましょう。葉の割れや汚れ、傷みのない、きれいなものがおすすめです。
保存方法・期間
紫キャベツを丸ごと保存するコツ
丸ごと保存する場合は、芯を包丁で切り取って、芯の部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めましょう。ポリ袋に入れて口を結び、芯を下にして冷蔵庫の野菜室で保存します。約3~4週間保存できます。
カットした紫キャベツを保存するコツ
カットしてある場合は、切り口全体を湿らせたキッチンペーパーで覆ってからポリ袋に入れて密封し、切り口を下に向けて保存します。約10日間保存することができます。
下ごしらえのコツ
酢をふりかけると色鮮やかに
紫キャベツは長く加熱したり、大量の水分で茹でると退色してしまうため注意しましょう。また、酸性のものに触れるときれいな赤紫色になるので、サラダにする場合は少量の酢やドレッシングなどをふりかけるといいでしょう。
文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
『[カラー版]世界食材事典』大和和子 (翻訳)・杉田浩一・村山篤子(柴田書店)
『食品図鑑』(女子栄養大学出版部)
出典:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
独立行政法人農畜産業振興機構
「今月の野菜」キャベツ(キャベツの収穫時期)
「今月の野菜」産地紹介(JA茨城むつみでの紫キャベツの収穫時期)
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最終更新:2022.03.27