野菜の種類
[トマト]選び方は、重さとヘタの色!保存のコツや下ごしらえも
トマトには大きく分けて2種類あり、果皮が赤い品種の「赤系」、果皮が透明な品種の「ピンク系」に区別されます。現在は品種改良が進み、あまり区別はなくなっています。鮮やかな赤い色の正体は「リコピン」で、カロテノイドの一種です。
栄養素
- ビタミンC
- ビタミンE など
旬・産地
トマトの生育温度は20~25℃と高く、太陽の光が欠かせません。かつては露地栽培のトマトが夏に収穫、出荷されていましたが、ハウス栽培の普及により一年を通して入手できます。
周年出荷されるトマトは、大きく冬春トマトと夏秋トマトに区分され、冬春トマトは4~7月、夏秋トマトは8~11月がおいしい時期です。
選び方
おいしいトマトの選び方
肩の部分やそのまわりが、よく張っている固くしまったものを選びましょう。手にとってずっしり重いのも、ひとつの目安です。
皮はよく色づいてムラがなく、ヘタ部分は濃い緑色のものがいいでしょう。キズのあるものは傷みやすいので避けるのが無難です。
保存方法・期間
完熟トマトの場合
すぐに食べきる場合は、ビニール袋に入れて口を止め、冷蔵庫の野菜室に。
すぐに食べない場合は、キッチンペーパーにひとつずつくるんでからビニール袋に入れ、口を止めて冷蔵庫の野菜室に入れます。
下ごしらえのコツ
丸ごとトマトの皮のむき方
種の取り除き方
サンドイッチに入れるときは、種を取りのぞくと水っぽくなりません。横半分に切り、スプーンですくうように種とゼリー部分を取りましょう。
レシピ
トマトはさまざまな品種や加工品が出回っています。それぞれの特徴を知って、料理に使い分けましょう。
写真:小林友美(1~7・9枚目)
制作・監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
出典:農林水産省 平成26年産野菜生産出荷統計(産地) 冬・春 夏・秋
独立行政法人農畜産業振興機構 野菜ブック「トマト」(トマトの生育環境、冬春トマトと夏秋トマトの時期)
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最終更新:2023.01.12