野菜の種類
[クレソン]サラダやかき揚げにも!おいしい食べ方と栄養素
肉料理の付け合わせによく使われる野菜。わさびの仲間で特有の辛みとほろ苦さがあります。原産地はヨーロッパ。実はビタミンCやルテインなど様々な栄養素を含みます。
栄養素
- ビタミンC
- ビタミンK
- カリウム
- カルシウム など
旬・産地
通年で栽培されていますが、旬は3~5月。
主に山梨県や栃木県で生産されています。
トリビア
日本には明治初期に伝わった
クレソンが日本に入ってきたのは明治時代初期。当初は日本に滞在する外国人向けに栽培されていたそうですが、水辺や湿地で野生化し、広がっていきました。
原産地のヨーロッパでは清流があるところに多く自生することから「ウォータークレス」と呼ばれています。
サラダ用も登場
一般的なクレソンは茎がしっかりしていますが、茎までやわらかいサラダ用のクレソンもあります。
選び方
おいしいクレソンの選び方
茎に余分なひげ根がなく、よく枝分かれしていて太いものが新鮮です。葉が濃い緑色で密生し、葉先までみずみずしいものを選びましょう。写真のように、葉が黄色くなっているものや、しなびているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
保存方法・期間
クレソンをおいしく保存するコツ
グラスに水を少量入れてクレソンを挿し、ビニール袋をかぶせて輪ゴムなどで止め冷蔵庫の野菜室へ。水は毎日取り替え、葉についた水分は拭き取りましょう。保存の目安は1週間ほど。
下ごしらえのコツ
水洗いは短時間で
ビタミンCは水に流れやすいので、流出を防ぐために水洗いは短時間で行いましょう。
文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英著・監修、板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『旬の野菜の栄養事典』吉田企世子監修(エクスナレッジ)/全229種の野菜の糖質量を完全網羅。身近な野菜の栄養がすぐに分かる!15年ぶりの大幅改訂となる「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」対応。
出典:農林水産省 平成26年産地域特産野菜生産状況(産地)
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最終更新:2023.01.12