鮭とかぶのトマトクリーム煮
トマトジュースで作るトマトクリーム煮を赤ちゃんと一緒に!トマトジュースはそのまま煮込む水分として手軽に使えます。素材の味を活かしつつ、かつおだしと合わせて旨みをアップさせました。赤ちゃん用に取り分けて一緒に楽しみましょう。
材料(大人2人1食分+赤ちゃん3食分※1)
- 生鮭(※2):2~3切れ
- タマネギ:1/4個
- かぶ:2~3個
- ほうれん草:1/2束
- 塩:少々
- こしょう:少々
- 油:小さじ1
- トマトジュース(食塩不使用):100ml
- かつおだし:150ml
[大人の仕上げ用]
- 牛乳:75 ml
- 塩:小さじ1/2
- こしょう:少々
- 水溶き片栗粉:片栗粉小さじ1、水小さじ2
1:3食のうち2食は冷凍保存用です。
2:サーモンは、脂肪分が多いので使わないでください。
作り方
- 鮭は1切れを2、3等分に切る。
- タマネギはうす切りにし、かぶはくし形切りにする。
- ほうれん草は茹でて、食べやすい大きさに切る。
- 鮭は沸騰した湯で表面が白っぽくなるまで茹で、取り出す。皮は手で取り除く(表面に火が入っているので手で簡単にとれる)。
- フライパンに油を熱し、タマネギを炒める。しんなりしたらトマトジュース、かつおだし、かぶ、大人用の鮭を加え、ふたをして弱火で7~8分煮る。
- 大人用に塩、こしょうを加え、ふたをして弱火で5~6分煮る。牛乳を加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。ほうれん草を加えて、温まったら盛り付ける。
後期向け取り分け離乳食
材料(3食分/うち2食は冷凍保存用)
- かぶ、ほうれん草:合わせて90~120g
- 鮭(茹でて皮をとったもの): 45g
- 煮汁:少量
- 水溶き片栗粉:少量
《食べる際に加える用/1食分》
- お湯で溶いた粉ミルク(または牛乳):小さじ2
- 5倍粥:90g(または軟飯80g)
作り方
- 小鍋にかぶ、煮汁、水(分量外・50ml)を入れ、やわらかくなるまで煮る。やわらかくなる前に水分がなくなったら水(分量外)を足す。
- 1に、取り分けておいたほうれん草、鮭を加え、水溶き片栗粉でトロみをつける。
- かぶ、ほうれん草、鮭をそれぞれ刻み、それぞれに煮汁少量を加えてしっとりさせる(冷凍保存する場合は、この状態で粗熱がとれたら保存する。保存の仕方は、下記を参照)。
- 3にお湯で溶いた粉ミルクを加えて加熱し、下の写真を例に盛り付ける。食べるときにお粥を添える。
冷凍保存する場合
離乳食は冷凍保存できます。下の写真のように、製氷皿の1~2マスに1食分ずつ入れると使いやすく便利です。
製氷皿は事前に消毒し、清潔なものを使用しましょう。
[保存の目安]
1週間ほど。
最後に
鮭とかぶのトマトクリーム煮を、赤ちゃんと一緒に楽しんでください。
小島美和子/Miwako Oshima
女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
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