葉先までハリのあるものを選ぶ
まず、新鮮な水菜を見分けるポイントを知っておきましょう。
適度に水分を補えば10日間ほど日持ちする!
4~5日ほどで使いきる場合は、霧吹きなどで湿らせたキッチンペーパーで全体を包んでから、湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。保存している間にしなびてきたら、水を張ったバットに根元から葉先まで全体を入れ、15分程度浸します。こうすると、ハリがよみがえります。
もっと長持ちさせたい場合は、次に紹介する保存方法がおすすめ。シャキシャキの食感が約2倍も長持ちするうえ、カットしてから保存するため、調理の際にすぐに使えて便利です。
1週間後の鮮度に大きな差が!
上の写真は、紹介した方法で保存した水菜(左)と、購入時の包装のまま冷蔵庫の野菜室で保存した水菜(右)の、8日後の状態を比較したもの。前者は葉も茎もハリがあってみずみずしいのに対し、後者は全体的にしなびてハリがありません。一部、傷んでいるところもあります。実際に比べてみると、保存方法によって鮮度に大きな差が出ることがわかりました。
水菜をまとめ買いしたときや、しばらく使わないときには、冷凍保存もおすすめです。使いやすい長さに切って冷凍保存袋に入れ、冷凍しておけば、約1カ月保存可能。使うときは自然解凍するか、凍ったまま調理しましょう。
シャキシャキ感を生かす調理のコツ
サラダなど生で食べるときは、刻んでから軽く塩もみすると口当たりが良くなります。鍋やスープなどの加熱調理では、最後に加えてサッと火を通し、食感を残すと良いでしょう。
冬においしさのピークを迎える水菜。上手に保存して、シャキシャキの食感を存分に楽しみましょう。