野菜の種類
[パセリ]冷凍、冷蔵、レンジ乾燥で長持ち保存!含まれる栄養も
洋食の付け合わせとして添えられることが多いパセリ。セリ科の野菜で、西洋では紀元前から食用にされていました。料理に香りや彩りを加えるために添えられることが多いのですが、ビタミンCやE、ビタミンAのもととなるβ-カロテン、ミネラル類(カリウム・カルシウムなど)がたっぷりの野菜なので、ぜひ残さずに食べましょう。
栄養素
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- 葉酸
- カリウム
- カルシウム
- 鉄
- 銅
- 食物繊維 など
旬・産地
ハウス栽培が中心のため、一年中手に入れることが可能です。茨城、長野、千葉県から多く出荷されています。
トリビア
日本でメジャーなのは「カーリーパセリ」
パセリには2種類あり、日本でよく食べられている縮れ葉のパセリは、カーリーパセリといいます(写真左)。もうひとつはイタリアンパセリで、平たい葉で、カーリーパセリに比べて香りにクセがないのが特徴です(写真右)。
選び方
新鮮なパセリの選び方
葉先が濃く、茎まで鮮やかな緑色のものを選びましょう。葉は細かく縮れているものがフレッシュ。茎はハリがあり、切り口が黒ずんでいないものが良品です。
保存方法・期間
パセリを冷蔵保存するコツ
水を入れたグラスにさし、乾燥しないようにポリ袋をかぶせて輪ゴムで固定します。冷蔵庫の野菜室に入れ、2週間程度を目安に食べきりましょう。
パセリを冷凍保存するコツ
洗って水気を拭き、茎と葉を分けます。冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて閉じ、冷凍庫へ。
下ごしらえのコツ
ドライパセリの作り方
乾燥させておくと、1カ月ほど保存できます。
- 新鮮なうちに葉を摘む。
- 耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷いて、葉を広げる。
- 600Wの電子レンジで3分ほど加熱する。
- 乾燥したら粗熱を取り、手で揉んで細かくする。ビンや密閉容器などに入れて保存する。
文:KWC
写真:山田和幸
監修:カゴメ
参考文献:『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『旬の野菜の栄養事典』吉田企世子監修(エクスナレッジ)/全229種の野菜の糖質量を完全網羅。身近な野菜の栄養がすぐに分かる!15年ぶりの大幅改訂となる「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」対応。
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
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最終更新:2023.01.12