油を使う炒め物や揚げ物がおすすめ
脂溶性であるβ-カロテンは、油を使った料理で吸収率が良くなります。例えば油炒めや揚げ物にするとβ-カロテンを効率良く摂ることができます。
また、生野菜はかさばっていたり歯応えがあったりして、意外と食べられる量は少ないですが、油で炒めることでかさが減り、たくさん食べられるようになります。
<調理例>
・かぼちゃ、にんじん、春菊の天ぷら など
卵と一緒に食べたり、ドレッシングとあえたりする
料理に使う油を抑えたい場合には、卵の黄身など脂質が多い食べ物と一緒に食べることで、β-カロテンの吸収率を上げることもできます。また、ドレッシングであえたり、ごま油を加えたりするのも良いでしょう。
<調理例>
・野菜サラダとスクランブルエッグ
・豚しゃぶなどの具材
・ほうれん草、小松菜などのおひたしに、ごま油をたらす
最後に
β-カロテンの特徴を知って、調理の際に生かしてみてください。