ゴーヤの賢い保存方法とは
ゴーヤは2日間程度であれば、常温での保存が可能です。ただし、気温が28℃以上になると熟成が進み、黄色く変色してしまいます。日持ちさせたい場合は、冷蔵や冷凍で保存するのがおすすめ。冷蔵庫の野菜室なら約1週間~10日、冷凍であれば約1カ月もちます。
冷蔵保存する方法
ゴーヤは種とワタの部分から傷みはじめます。手に入れたら、すぐに種とワタをスプーンでくりぬいて下処理をしておきましょう。
冷凍保存する方法
下処理したものを、薄切りにして水にさらしたあと、生のまま保存します。苦みが気になる場合は、下茹でや、スライスしたものを塩もみしてから冷凍保存しましょう。使うときは、凍ったまま調理ができて便利です。
調味して保存食にする方法も
冷蔵や冷凍以外の保存方法として、調味して保存食にするという方法もあります。ここでは、昔から保存食として親しまれてきた「つくだ煮」をご紹介します。
ゴーヤのつくだ煮
ワタと種を取って8㎜ほどの薄さに切った3本のゴーヤを、みりん1/2カップと醤油1/2カップ、砂糖50g、酢50ccが入った鍋に入れて、煮汁がなくなるまで中火で煮ます。仕上げに、削り節適量と炒りごま適量を混ぜれば完成です。
最後に
新鮮なうちにゴーヤを上手に保存すれば、味を落とすことなく、長いあいだ楽しむことができます。独特の風味や食感を、いろいろな料理で味わいましょう。