どんな味付けにもなじむ淡色野菜が人気
データによると、季節を問わず、白菜、キャベツ、大根、もやしなど、クセがなく味のしみ込みやすい淡色野菜が人気のようです。ちなみに、メイン具材の人気は魚介よりも肉(豚肉、鶏肉、鶏団子など)が多く、味付けは「味噌」という結果に。
定番野菜に大きな変化はありませんが、夏場にはレタスやトマトといった夏野菜を加えてさっぱりと、秋から冬にかけては大根や大根おろしをたっぷり入れて、だしのうまみがしみ込んだおいしさを楽しむなど、味わいを変えて季節感を演出しているようです。
新定番はキャベツ!人気の理由とは?
鍋の定番野菜といえば、白菜や長ネギを想像しがちですが、データによれば、キャベツが白菜と双璧をなすほど人気。春から秋にかけては白菜の検索数を上回っているのです。
鍋に入れる野菜としてキャベツの人気が高まったのは、市販の鍋つゆの素の種類が増えたことが理由のひとつといえそうです。味噌、レモン、塩、豆乳、カレーなど、味のバリエーションが広がったことで、和風、洋風、エスニック風など、さまざまな味付けに合うのに加えて、通年で手に入りやすいキャベツが、白菜に代わって使われるようになったのかもしれません。また、キャベツはトマトやミートボールといった食材との相性も良く、洋風鍋に使いやすいのもポイントです。
だしのうまみをたっぷり味わう、キャベツが主役の鍋レシピを紹介します。
具材と味付けによって、無限の組み合わせを楽しめる鍋。新定番のキャベツを使って、今までとはひと味違う、新しい鍋料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?