ニラをそのまま冷蔵庫に保存はNG!長持ちする保存方法は?

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ニラをそのまま冷蔵庫に保存はNG!長持ちする保存方法は?

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炒めものやスープなど、中華料理を中心に活躍するニラ。強い香りが食欲を促し、ニラをふんだんに使ったレバニラやギョウザは、ご飯が進むおかずです。新鮮なうちに食べきるに越したことはありませんが、使いきれなかったとき、冷蔵庫にそのまま入れっぱなしにしていませんか?冷蔵・冷凍保存のコツを覚えて、ニラをもっと手軽においしく食べきりましょう。そこで今回は、新鮮なニラの選び方と長持ちさせる保存方法を紹介します。

根元を持つとピンと伸びているニラが新鮮

根元を持つとピンと伸びているニラが新鮮

旬は3~4月ですが、ハウス栽培が盛んなため、通年で入手が可能です。根元を持ったときに、葉先までまっすぐ立つほどハリのあるものが新鮮。葉が黄色く変色しているものやしなびているもの、乾燥しているものは避けましょう。

すぐに使う場合は野菜室で保存

すぐに使う場合は野菜室で保存

束ねているテープを外します。乾燥や水気に弱くしおれやすいため、キッチンペーパーで巻いてからラップで包み、冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。葉が折れたり、きつく巻きすぎたりすると葉が傷み、においの成分アリシンが発生するため注意しましょう。

余った場合は、水に浸して保存

余った場合は、水に浸して保存

一度の調理で使いきれなかった場合は、使いやすくカットし、水に浸して冷蔵保存すれば、約10日間もちます。
上の写真は、この方法で保存したニラと買ったままの状態で冷蔵保存したニラの1週間後を比べたもの。そのまま保存したニラは、葉先を中心にしなびてしまい、傷みも出てきています。一方、水に浸したものは、みずみずしさが保たれています。

大量に手に入った場合は、カットして冷凍保存

新鮮なニラが多く手に入ったら、冷凍保存がおすすめです。使いやすくカットして冷凍すれば、そのまま調理することができます。保存の目安は、約1カ月。

ニラはできるだけ新鮮なものを購入し、早めに使い切るのが基本です。しかし、使いきれなかったり、ニラが多く手に入ったりしたときは、新鮮さを損なわないように正しく保存し、最後までおいしく食べきりましょう。

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最終更新:2022.02.28

文:窪和子
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
『改訂9版野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
『[カラー版]世界食材事典』(柴田書店)
『食品図鑑』(女子栄養大学出版部)

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