タマネギを冷凍するときは、生のまま保存OK
タマネギを冷凍するときは、薄切りやみじん切りなど、使いやすい形に切ります。使いやすい量に小分けしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫に入れるだけ。生のまま冷凍でき、凍ったまま使えます。
冷凍するだけで甘いタマネギに変身!?
タマネギは、生で食べると甘みをほとんど感じられません。ところが、冷凍すると細胞が壊れ、水分が出やすくなります。冷凍したものは基本的に加熱して使うため、加熱によって水分が蒸発してタマネギの持つ糖分が凝縮されるため、甘みを感じやすくなるのです。
煮込みもあめ色タマネギも時短でラクラク
タマネギを冷凍する最大のメリットは、調理時間がぐっと短縮できることです。細胞が壊れることで水分が早く出るだけでなく、味のしみやすさもアップ。煮込み料理が時短でできます。食感もやわらかくなり、スープやカレー作りに便利です。
そして、目からウロコなのが、あめ色タマネギも時短で作れてしまうこと!一体どれくらい時短になるのか、同じ条件で計測(※薄切りタマネギ100gを中火で加熱)したところ、生では約8分、冷凍では約4分と、ほぼ倍の時間差が出ることがわかりました(VEGEDAY調べ)。解凍しながら炒めるため、温度が上がりすぎないことから、焦げつかないのもうれしいポイントです。
使い勝手の良い切り方は?
使いやすい切り方でかまいませんが、汎用性が高く、火の通りも早い薄切りやみじん切りがおすすめです。ただし、やわらかくなるぶん、薄く切りすぎると食感があまり残りません。ある程度の食感がほしい場合は、厚めのスライスやくし切りで保存すると良いでしょう。
最後に
すぐに使わないタマネギは、台所の隅に置いておく以外に、まとめて冷凍するのも賢い保存法のひとつ。時短調理やうまみアップの隠し技として、ぜひ活用してみてください。