菜の花の選び方と、おいしく食べるための保存方法とは

選ぶ・保存する

野菜を選ぶ・保存する

菜の花の選び方と、おいしく食べるための保存方法とは

監修:

春の食材として人気の菜の花。アブラナ科の野菜の若い茎と葉、つぼみの部分のことをいいます。小松菜、水菜、チンゲン菜などさまざまな品種があります。ここでは、一般的に「菜の花」として売られている野菜を買うときの選び方、そして保存方法のコツを紹介します。

菜の花の選び方

以下のポイントをチェックして、新鮮な菜の花を選びましょう。

●つぼみが開いていない

つぼみのままのものがおすすめです。花が咲いた状態のものは、口当たりが悪く、苦みが強いことがあるので避けましょう。

菜の花の選び方1:つぼみが開いていない

●茎の切り口がみずみずしい

菜の花は茎が切られた状態で売られています。下の左の写真のような、切り口がしなびていないものを選びましょう。

菜の花の選び方2:茎の切り口がみずみずしく、しなびていない

●軸の中心まで緑色のもの

茎の軸の色が鮮やかな緑のものがおすすめ。下の写真のように、中心部に空洞がある場合は古くなったものです。

菜の花の選び方3:軸の中心まで緑色で、空洞がない

菜の花の保存法

湿らせて保存するのがポイントです。

  1. 湿らせたキッチンペーパーで包む。
    菜の花の保存法1:湿らせたキッチンペーパーで包む
  2. 保存用袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。できれば立てて保存する。
    菜の花の保存法2:キッチンペーパーで包んだ菜の花を保存用袋に入れて野菜室へ

最後に

菜の花は時間の経過とともに水分が減っていくので、冷蔵庫で保存する場合であっても、購入後2~3日以内に食べるようにしましょう。

菜の花の茹で方とおすすめレシピはコチラ

毎日の生活を野菜で楽しく、
カゴメが運営する野菜専門メディアVEGEDAY


最終更新:2022.02.28

文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『改訂9版野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)

記事カテゴリー

  • 野菜の種類
  • 野菜の栄養を知る
  • 野菜を選ぶ・保存する 野菜の選び方、野菜の味、野菜の消費期限
  • 野菜を調理する 野菜の切り方、野菜の下ごしらえ
  • 野菜を育てる 野菜の栽培方法、家庭菜園